2014年9月13日土曜日

チリ・アタカマ砂漠

行ってきました。日本人には極めて知名度が低いと思われる、チリ北部にあるアタカマ砂漠(または高地)。その名の通り、標高2,500m~にある、世界で最も乾燥している地域です。ALMA天文台があることでも有名です。
お目当てはもちろん星空・天の川。




ワシントンDCからは、行きはマイアミ経由でサンチャゴまで。国内線乗り換えで5時間ほど時間が合ったので急ぎ足でサンチャゴ市内を見てきました。が、到着したのが日曜日の朝6時だったのでお店もほとんど開いておらず、なんだか肩すかしな感じ。それでも街の中心にあった教会の天井画は綺麗でした。




途中、ストップオーバーした空港はほんと砂漠のど真ん中に空港だけある、という感じである意味新鮮でした。
 カラマという街で飛行機を降り、サン・ペドロ・デ・アタカマという拠点まで車で1時間半ほど。途中の殺意スポットの時点でもう広大な荒野という感じでテンション上がります。


 着いたその日、早速天体観測ツアーへ。


生憎月が出ており、しかもあまりにも強い月光で星が見えにくかったのですが、それでもワシントンで見る星とは比較になりません。天の川も、うまく月の光を外せばこんな感じで撮れます。自分が思い描いていたものとはちょっと違いますが、それでも十分満足できるレベルです。ちなみにこの天の川のすぐ右に月があります。


天体望遠鏡経由で撮った月。 70-300で拡大すればこれに近いものは撮れますが、天体望遠鏡には敵いません。

翌日は朝からミスカンティ湖・ミニケス湖へ。標高4000mを超えました。かなり空気が薄く、動きに気をつけないとすぐ頭痛がします。ちなみにアタカマの街に着いた日は軽い高山病で、頭痛がしていました。


ほんと、広大な景色。しかも空が近いので青空の色が深く、透き通っている感じ。
そして静か。
こんなところで食べる朝ご飯は格別でした。



比較用写真。数少ないセルフショット。ちなみにこのツアーに参加していた、コンセプシオンから来ていた女の子が超綺麗でかわいかった。スタイルよすぎ。

そのあとアタカマ塩湖へ。フラミンゴの生息地。この日うかつにも望遠を持ってこず、24mmと8-16mmの2本という大失態。
 

1時間休憩してから月の谷ツアーへ。ほんと、月に行ったことがなくてもここが月、っていわれたら信じてしまうような荒れた光景。



そして最も高いところの一つから見る夕焼け。




久々に美味しいご飯。このスープがまた深い味で絶品でした。サーモンはいまいち。いくらチリがサーモンで有名だといってもこんな砂漠に持ってきたら美味しくなくなるね。


 翌日の午後はまたツアー。えらく若い人たちばかりのツアーに混ざってしまってどうしようかと思ったけどどうにでもなるもんだ。これは世界で最も塩分濃度の高い湖。死海より1~2ポイントほど濃いそうだ。人が浮いている。


拠点にしていたサン・ペドロ・デ・アタカマはこんな感じの街。おとなしい。旅行代理店の女の子がこれまた超キュート。




少しミルクの入ったエスプレッソが美味しかった。


2日目のリベンジ。今回はちゃんと望遠を持ってきたのでフラミンゴ撮れました。

最終日はSalar de Taraへ。あまりよくわからずに、とりあえずまだ行ったことがなかったので申し込んでみたけど、これが最終的に最も素晴らしいツアーになりました。全部で4人(除く運転手)のパーティで、そのため途中ちょこちょこ写真撮影スポットに寄ってくれたり、jeepが故の急な坂下りとかやってくれたりと、景色以外にも楽しめました。


  

これでたぶん4,000mぐらい。湖の水が凍ってます。風も強くて凍えるかと思った。

まさに絶景。グランドキャニオンには行ったことないけど、勝るとも劣らずなくらい、荒涼とした大地で、壮大な景色が広がっていました。








フラミンゴ保護区で食べた手作りブリトーがまた格別に美味しかった。というか簡単で美味しそうだから今度作ってみよう。

そして帰りに見れたALMA!!これ以上寄れるわけでもないけどなぜがグッときてしまった。


カラマ近くにはこんな感じで風車がたくさん。サン・ペドロ・デ・アタカマは砂漠の街といってもアンデスの雪解け水と、太陽光・風力による電力があるため、自分の泊まったホテルは水量十分なホットシャワーが浴びられました。


というわけで、サン・ペドロ・デ・アタカマ、アタカマ砂漠はかなりオススメです!

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