いよいよ旅行も後半です。実際には2度に分けて観光したのですが、便宜的に1ポストにしています。
一番最初は行く予定のなかったケープタウンですが、日本にいたときに困っていた外国人旅行者を少しだけ手助けしたことがあり、それが縁で知り合った南アフリカ人からたまたまメールをもらい、「今度南アフリカに行くよー」と書いたところ、是非ケープタウンに来いと言われ、せっかくなので行くことにしました。
サファリからヨハネスブルグ(プレトリア)に戻り、翌日飛行機でケープタウンに飛びます。このとき使った航空会社が Kululaという南アの格安航空会社で、機体のペイントに特徴のある航空会社です。今回僕が乗ったときにはこんなペイントでした。
飛行場には友人が迎えにきてくれていて、数年ぶりの再会ですがFBでつながっているせいもあり、あまり久々感はありません。彼ら、特に奥さんの方が大の日本好き。話題のほとんどが日本に関するものです。なんだかうれしいですよね。
一旦彼らの家に向かう途中で、一人ではおよそ行けないであろうルートでケープタウンを案内してくれました。ちょっと前に山火事があり、その焼け跡から火事の猛威を推し量れたり、いろんなビーチを見せてくれたりと、ケープタウンの風土の多様さをかいま見ました。
軽くお昼を取った後、喜望峰へ連れて行ってくれました。
喜望峰は元々は「嵐の岬」と言う名前だったようですが、後に香料貿易のルート短縮につながったことから喜望峰と呼び方を変えたようです。名前は変わっても風の強さには変わりなく、以前の名前の通り非常に風が強くてとばされそうでした。喜望峰は喜望峰で標識があるのですが、それとは別に灯台にあがることができます(Look Out Point)。この灯台までは歩いて上るかロープウェーを使って上ることができます。ロープウェーの終了時間が意外に早いため、注意が必要です。
灯台のある高台まであがると喜望峰が一望でき、しかも灯台の先には大西洋の大海原が広がっています。
水平線は丸く、絶妙な曇り具合からか、不思議と遠くまできた感がこみ上げてきます。そしてよく見るこの灯台からさらに先まで歩道が延びており、行けそうです。最果てまで行くとほんとに断崖絶壁に臨む感じでしたが、この風の強さなので、ちょっと無理そうです。
帰りはロープウェーの営業が終了していたため歩いて下ります。途中、バブーンの群に遭遇。目を合わせたり食べ物を持っていたりすると襲われるのでどきどきです。あまりかわいくはないです。
ケープタウンから喜望峰へ行く途中にはボルダービーチと呼ばれるところがあり、ペンギンの繁殖地となっています。ペンギンには結構近くにまで寄れるそうですが、今回はちと時間がなくて断念。
ケープタウン観光の後半は市内の観光スポットとテーブルマウンテンです。
ガイドブックをみていたら、市内には大公開時代よりも前に訪れていたイスラム商人の住んでいた跡や香料貿易を今に伝える建物があるとのこと。もうこれだけでワクワクしてきます。
訪れたのはボカープ博物館(Bo-Kaap)とコープマンズ・デ・ウェット・ハウス(Koopmans de Wet house)。前者はマレー系イスラム教徒のかつての住居だったようで、今は博物館になり当時の生活の様子を伝えています。後者はビジネスマンとして当時成功を収めていた人物の家で、前者とはまた違った様子です。今の目線からでも当時の生活がいかに豪勢であったかが伝わってきます(後者の写真は撮っていなかったようです)。
ただ、注意が必要なのはこのあたりは市内でも治安がよくないエリアにあり、確かに通りを一本渡った途端に街の雰囲気(道の綺麗さ、浮浪者の数、通りを歩く人たちの人種)ががらっと変わり、一気に緊張します。ウォーターフロントのように白人しかいないエリアがあるかと思えばこういうエリアや空港近くの延々と続くスラム街など、南アフリカという国の複雑さを垣間見た気がします。特に空港近くのスラムは10km以上に渡って続いており、その横を幹線道路が通っているためその雰囲気の特殊さがわかります。プレトリアに住んでいる友人曰く、南アは長く続いたアパルトヘイトの影響から、あらゆる社会インフラが人口の10%を占める白人のためにデザインされており、アパルトヘイトが廃止されたからといって問題が解決するわけでなく、きちんと教育を受けた黒人がまだまだ少ないため、こうした矛盾はしばらく続くのではないかと思います。
テーブルマウンテンは最初はあまり期待していませんでしたが、アグラス岬で泊まった宿の人から、テーブルマウンテンを絶賛されたので結局行ってみることに。で、結論は行って大正解でした。
ロープウェー乗り場まで車で行きます。おそらくここには駐車場はなく、路肩に綺麗に止めるようになっているようです。交通整理らしきことをしている人にチップを渡すことで見張っていてくれるようですが。
ロープウェーにておよそ5分で頂上まで上ります。ただ、残念ながらこの日は天気が悪く、雲が出ていました。上った直後はケ西側はすっかり雲に隠れて見えませんでしたが、山頂自体はそれほどでもなく、十分な視界でした。ここに上がったら、ぜひ歩いてみることをオススメします。この時は市街地方面へ歩いていくうちに晴れてきて、とても綺麗な眺めでした。かなり端まで行くことができますが、日本ではないので柵などはありませんのでご注意を。
ちょっと慌ただしかったテーブルマウンテンですが、アグラス岬の宿の人に勧められてよかったと思いました。進められてなかったらひょっとしたらスキップしていたかもしれません。
一番最初は行く予定のなかったケープタウンですが、日本にいたときに困っていた外国人旅行者を少しだけ手助けしたことがあり、それが縁で知り合った南アフリカ人からたまたまメールをもらい、「今度南アフリカに行くよー」と書いたところ、是非ケープタウンに来いと言われ、せっかくなので行くことにしました。
サファリからヨハネスブルグ(プレトリア)に戻り、翌日飛行機でケープタウンに飛びます。このとき使った航空会社が Kululaという南アの格安航空会社で、機体のペイントに特徴のある航空会社です。今回僕が乗ったときにはこんなペイントでした。
飛行場には友人が迎えにきてくれていて、数年ぶりの再会ですがFBでつながっているせいもあり、あまり久々感はありません。彼ら、特に奥さんの方が大の日本好き。話題のほとんどが日本に関するものです。なんだかうれしいですよね。
一旦彼らの家に向かう途中で、一人ではおよそ行けないであろうルートでケープタウンを案内してくれました。ちょっと前に山火事があり、その焼け跡から火事の猛威を推し量れたり、いろんなビーチを見せてくれたりと、ケープタウンの風土の多様さをかいま見ました。
軽くお昼を取った後、喜望峰へ連れて行ってくれました。
喜望峰は元々は「嵐の岬」と言う名前だったようですが、後に香料貿易のルート短縮につながったことから喜望峰と呼び方を変えたようです。名前は変わっても風の強さには変わりなく、以前の名前の通り非常に風が強くてとばされそうでした。喜望峰は喜望峰で標識があるのですが、それとは別に灯台にあがることができます(Look Out Point)。この灯台までは歩いて上るかロープウェーを使って上ることができます。ロープウェーの終了時間が意外に早いため、注意が必要です。
灯台のある高台まであがると喜望峰が一望でき、しかも灯台の先には大西洋の大海原が広がっています。
水平線は丸く、絶妙な曇り具合からか、不思議と遠くまできた感がこみ上げてきます。そしてよく見るこの灯台からさらに先まで歩道が延びており、行けそうです。最果てまで行くとほんとに断崖絶壁に臨む感じでしたが、この風の強さなので、ちょっと無理そうです。
帰りはロープウェーの営業が終了していたため歩いて下ります。途中、バブーンの群に遭遇。目を合わせたり食べ物を持っていたりすると襲われるのでどきどきです。あまりかわいくはないです。
ケープタウンから喜望峰へ行く途中にはボルダービーチと呼ばれるところがあり、ペンギンの繁殖地となっています。ペンギンには結構近くにまで寄れるそうですが、今回はちと時間がなくて断念。
ケープタウン観光の後半は市内の観光スポットとテーブルマウンテンです。
ガイドブックをみていたら、市内には大公開時代よりも前に訪れていたイスラム商人の住んでいた跡や香料貿易を今に伝える建物があるとのこと。もうこれだけでワクワクしてきます。
訪れたのはボカープ博物館(Bo-Kaap)とコープマンズ・デ・ウェット・ハウス(Koopmans de Wet house)。前者はマレー系イスラム教徒のかつての住居だったようで、今は博物館になり当時の生活の様子を伝えています。後者はビジネスマンとして当時成功を収めていた人物の家で、前者とはまた違った様子です。今の目線からでも当時の生活がいかに豪勢であったかが伝わってきます(後者の写真は撮っていなかったようです)。
ただ、注意が必要なのはこのあたりは市内でも治安がよくないエリアにあり、確かに通りを一本渡った途端に街の雰囲気(道の綺麗さ、浮浪者の数、通りを歩く人たちの人種)ががらっと変わり、一気に緊張します。ウォーターフロントのように白人しかいないエリアがあるかと思えばこういうエリアや空港近くの延々と続くスラム街など、南アフリカという国の複雑さを垣間見た気がします。特に空港近くのスラムは10km以上に渡って続いており、その横を幹線道路が通っているためその雰囲気の特殊さがわかります。プレトリアに住んでいる友人曰く、南アは長く続いたアパルトヘイトの影響から、あらゆる社会インフラが人口の10%を占める白人のためにデザインされており、アパルトヘイトが廃止されたからといって問題が解決するわけでなく、きちんと教育を受けた黒人がまだまだ少ないため、こうした矛盾はしばらく続くのではないかと思います。
テーブルマウンテンは最初はあまり期待していませんでしたが、アグラス岬で泊まった宿の人から、テーブルマウンテンを絶賛されたので結局行ってみることに。で、結論は行って大正解でした。
ロープウェー乗り場まで車で行きます。おそらくここには駐車場はなく、路肩に綺麗に止めるようになっているようです。交通整理らしきことをしている人にチップを渡すことで見張っていてくれるようですが。
ロープウェーにておよそ5分で頂上まで上ります。ただ、残念ながらこの日は天気が悪く、雲が出ていました。上った直後はケ西側はすっかり雲に隠れて見えませんでしたが、山頂自体はそれほどでもなく、十分な視界でした。ここに上がったら、ぜひ歩いてみることをオススメします。この時は市街地方面へ歩いていくうちに晴れてきて、とても綺麗な眺めでした。かなり端まで行くことができますが、日本ではないので柵などはありませんのでご注意を。
ちょっと慌ただしかったテーブルマウンテンですが、アグラス岬の宿の人に勧められてよかったと思いました。進められてなかったらひょっとしたらスキップしていたかもしれません。
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