セント・マーチン島

ベネズエラと前後してしまいますが、サンクス・ギビングの連休でカリブ海に浮かぶセント・マーチン島へ行ってきました。
この島は、北側がフランス領、南側がオランダ領というちょっと変わった島です。それぞれの影響を受けつつ、カリブ海の島の特色も持っているという文化混淆的なところです。




なぜここに行こうかと思ったか?
マホビーチという、空港のすぐ横にあるビーチが有名だからです。このビーチの真上を飛行機が着陸していきます。その様は迫力があり、且つ被写体としての飛行機にここまで迫れるというのはそうそう無いためです。

こういうビーチの真上を飛行機が着陸していきます。

また、カリブ海の島ということで海が非常に綺麗。青い海、ではなくエメラルドグリーンというかターコイズブルーというか、そういう綺麗さなのです。

今回のショットでベスト3に入る1枚。空と海、建物の色がマッチしていて、何とも言えない清涼感と清潔感、リゾート感が出ている感じがします。

フレンチサイドといえば食べ物に期待してしまいます。食の砂漠のアメリカに住んでいると、こういう欧州の洗練された味は魅惑的です。悔いの無いよう、色々なところで堪能しました。

写真の話に戻ると、着陸の迫力もさることながら、離陸もまた迫力があるというか、ビーチの道路挟んだ反対側がランウェイのエッジなので、ここから離陸する飛行機のジェットブラストを体験できます。

その圧はものすごく、人だったら簡単に吹っ飛ばされます。なので非常に危険です。自分も、道路は越えませんでしたが、体験しました。まともに浴びると立っていられません。その様子を取りたかったので、海中撮影もするだろうと考えてSONYのアクションカムを持っていきました。結果的に大正解。

それで撮影した様子がこちら。

最初は立っていたのですが、いよいよ離陸となるとしゃがまざるを得ません。それぐらいすごいです。まぁあの巨大な機体を飛ばすのですから、当たり前といえば当たり前ですが。

今回泊まったホテルはフレンチサイドのHotel Mercureというところ。島の中海に面していて、遠景はそこまで素敵ではないのですが、ボートやクルーザーが泊まっていたりと、リゾート感があるのと、部屋も広くて綺麗なので結構オススメです。朝ご飯は驚くほど美味しくないのに、晩ご飯は驚くほど美味しいのもまたオススメ。

Mercure St Martin and Marina

Baie Nettle Marigo, France

仏領・蘭領ということで、レンタカーのナンバーもEUです。通貨はユーロですが、ドルが使えます。ホテルとかだと実勢に近いレートで計算されますが、地元のレストランなんかへ行くと1ユーロ＝1ドルという、ドルを持っている立場からすると素晴らしいレートで計算されます(実に4割引!!)。