11月下旬のサンクスギビング休暇を利用して、南ドイツのライン川沿いにあるお城巡りをしてきました。
最初はシュトゥットガルトから南下していく予定だったのですが、11月になると休業してしまうお城が増え、休業しなくても営業時間が限られてくるところもあることが判明しました。なので旅程を調整しました。行きたいと思っていたお城の1つであるリヒテンシュタイン城は、11月に空いているのは週末のみ。ということで、シュトゥットガルトに入り、一旦南下してまた北上して再度南下するという行程にしました。
○リヒテンシュタイン城
コンパクトですが、カリオストロ城のモデルになったと言われているお城です。でも実際見てみると全然そんな感じはしません。むしろ後述するエルツ城の方がより近いです。
最寄り駅はロイトリンゲンです。このロイトリンゲン、想像していた以上に小さい駅です。駅を出ても駅からの行き方がよくわからず、バスがあるみたいだけど乗り場がわからない、そもそも何番バスかさえわかりません。帰路で利用した際には301系統でした。バス乗り場は駅を出て左の方に進むとあります。
かなり余談ですが、ドイツ旅行中、いろいろなお店のプレッツェルを食べましたが、ロイトリンゲン駅構内のパン屋さんで売っていたプレッツェルが一番美味しかったです。
結局タクシーを使いました。50ユーロで、これが高いのか安いのかはわかりません。そんなに悪い奴じゃなかったけど、途中メーターを切ってたのはちょっとね。そこそこ距離があったから必ずしもぼられたわけではない、と信じたいです。
城自体はかなりコンパクト、中は撮影禁止です。窓口のようなところで入場券を買いますが、解説はドイツ語しかないので日本語の案内をもらいます。
帰りも50ユーロ払うのは勿体なかったのと、バスがあるはず、と思い歩くことにしました。最寄りのバス停はTraifelberg(トライフェルベルグ)というところです。山道も歩き、途中から車道に出てだいたい30分ぐらい、雪が降るとスキー場になるようです。
宿泊はシュトゥットガルトだったのでまた戻ります。
○ホーエンツォレルン城
翌日はホーエンツォレルン城。
前日に色々調べていたら、ドイツ鉄道のウェブサイトでホーエンツォレルン城までの検索ができることが判明しました。この時期は閑散期なので最寄り駅からのシャトルバスが激減、1日1往復しかないことが改めて確認されました。幸いなことに、この日はそんなにたくさん予定を詰めていなかったので、閑散期ダイヤのバススケジュールだとかなりゆっくりできるので結果オーライでした。
ホーエンツォレルン城の最寄り駅はドイツ鉄道のHechingen(ヘッヒンゲン)です。駅前から出るバスは城の麓の駐車場までです。ジャーマンレイルパスでは乗れず、片道2.40ユーロ。駐車場から城までは歩いて約20分ほど。途中結構急な階段があるので、カメラ機材を持ったままだとちょっとキツかったです。
写真でよく見る、離れたところから俯瞰したカットは向かい側の山から撮ったもので、そこには片道1時間半くらいかかるみたいで断念しました。ネットで検索すると近いという人もいますが、どうなんでしょうか。
城はさすがホーエンツォレルン家、 とても立派です。行きのバス車中から見上げたときも、城の窓から下を見下ろしたときも「ザ・王様」って感じで、フリードリヒ大王輩出するだけはありますね。
ツアーに参加しないと中は見られません。せっかく行ったのだから、ぜひツアーに参加することをおすすめします。
終わった後レストランでランチ。シュニッツェルがおいしかったし、スープがまた絶品で、パンケーキ入り(と書いてあった)のコンソメ的なものです。他でもメニューに載っていたので、ドイツでは割とメジャーなスープなのでしょうか。
帰りも同じバスです。もう来てたので少し早くに乗って寝てようかと思ったけど、時間にならないと乗せてくれません。融通が利かないと思ってしまうぐらいかっちりしてるあたり、ドイツ人ですね。
ヘッヒンゲンからコブレンツへ向かいます。さすがのドイツ鉄道も多少は遅れることがあるようで、途中の乗換駅であるシュトゥットガルトで1~2分差で乗換え電車を逃し、1時間待ち。コブレンツに到着したのは結局21時過ぎで、宿泊予定だったホテルにたどり着くも玄関が閉まり、インターホンを押しても電話をかけても誰も出ず。やむなく別のホテルに泊まることにしました。後日No showということで、Booking.comから連絡があって理由を説明するも、ホテルの言い分を伝えるだけで、この会社は全く役立たずです。間に入って手数料とってんだから、もっと努力しろよと言いたい。もう2度とBooking.comは使いません。皆さんもご注意を。
泊まったのは駅前のG Hotel。かなり小ぎれいでした。ここもそうだけど、なぜクイーンサイズのベッドなのに掛け布団はシングル。これが普通なのでしょうか?謎です。
あと、なぜか枕元に置いてあったグミ。
○エルツ城
その翌日はエルツ城、今の時期は休業中です。事前にお城事務局へ問い合わせたところ、中には入れないけど門の前までは行けるとのこと。さらに付近のおすすめのお城まで教えてくれる丁寧さ。これだからドイツ人大好きです。、
最寄り駅はモーゼルケルン駅。無人駅です。本当に何もない。トイレすらない。
エルツ城へは駅から徒歩1時間ちょいです。いろんなブログには1時間半とあったけどそこまではかからないかも。案内に従って歩くだけです。しばらくは住宅街の中、住宅街が終わるあたりで川の手前で曲がって未舗装路をすすめという看板がありますが、ここはそのまままっすぐ舗装路を橋を渡って進んでオッケー。未舗装が合流してくるし、舗装路の方が歩きやすいです。
その後は多少のアップダウンがあるけど、そんなにしんどくありません。リヒテンシュタイン城からの帰り道、山道を歩いていた方がよっぽど不安になりました。
ずーっと歩いていくとカーブを曲がったあたりで木の向こうにエルツ城が見えてきます。
この時期は僕以外に誰もおらず、完全に独り占め、こんな山の中になんでこんな城を造ったんだろうと感慨に耽ることしばし、かわいらしさとかっこよさが同居して住みたいと思わせる佇まいです。離れて見るとなおさら、門の1.5km位のとこまで車で来られるのかな、シャトルバス乗り場がありました。
○ケルン大聖堂
その後ケルンへ。モーゼルケルンからケルンまでは3時間ほど。途中コブレンツで乗換です。
ケルンではケルン大聖堂と大聖堂前でクリスマスマーケットが開催していました。今回の旅行は、時期的にクリスマスマーケットが始まる直前だったようで、多くの都市、場所でクリスマスマーケットを逃していました。なんかいいですね、クリスマスマーケット。あと夜景も忘れずに。
ただ、それだけだとあっという間なのと夜景をとる場所が川の向こうだったこともあり、観光バスに乗ってみました。
ケルンでは何カ所かで開かれているクリスマスマーケットを回れるよう巡回バスが回っているのだけど、SLを模した緑のバスは乗るにちと勇気がいります。
夜景
コブレンツから夜行列車でフュッセンへ移動します。コブレンツまで戻ったものの、0:17発の列車を待つ、待つ、待つ、ひたすら待つ。
夜行列車以降は続編へ
最初はシュトゥットガルトから南下していく予定だったのですが、11月になると休業してしまうお城が増え、休業しなくても営業時間が限られてくるところもあることが判明しました。なので旅程を調整しました。行きたいと思っていたお城の1つであるリヒテンシュタイン城は、11月に空いているのは週末のみ。ということで、シュトゥットガルトに入り、一旦南下してまた北上して再度南下するという行程にしました。
○リヒテンシュタイン城
コンパクトですが、カリオストロ城のモデルになったと言われているお城です。でも実際見てみると全然そんな感じはしません。むしろ後述するエルツ城の方がより近いです。
最寄り駅はロイトリンゲンです。このロイトリンゲン、想像していた以上に小さい駅です。駅を出ても駅からの行き方がよくわからず、バスがあるみたいだけど乗り場がわからない、そもそも何番バスかさえわかりません。帰路で利用した際には301系統でした。バス乗り場は駅を出て左の方に進むとあります。
かなり余談ですが、ドイツ旅行中、いろいろなお店のプレッツェルを食べましたが、ロイトリンゲン駅構内のパン屋さんで売っていたプレッツェルが一番美味しかったです。
結局タクシーを使いました。50ユーロで、これが高いのか安いのかはわかりません。そんなに悪い奴じゃなかったけど、途中メーターを切ってたのはちょっとね。そこそこ距離があったから必ずしもぼられたわけではない、と信じたいです。
城自体はかなりコンパクト、中は撮影禁止です。窓口のようなところで入場券を買いますが、解説はドイツ語しかないので日本語の案内をもらいます。
帰りも50ユーロ払うのは勿体なかったのと、バスがあるはず、と思い歩くことにしました。最寄りのバス停はTraifelberg(トライフェルベルグ)というところです。山道も歩き、途中から車道に出てだいたい30分ぐらい、雪が降るとスキー場になるようです。
宿泊はシュトゥットガルトだったのでまた戻ります。
○ホーエンツォレルン城
翌日はホーエンツォレルン城。
前日に色々調べていたら、ドイツ鉄道のウェブサイトでホーエンツォレルン城までの検索ができることが判明しました。この時期は閑散期なので最寄り駅からのシャトルバスが激減、1日1往復しかないことが改めて確認されました。幸いなことに、この日はそんなにたくさん予定を詰めていなかったので、閑散期ダイヤのバススケジュールだとかなりゆっくりできるので結果オーライでした。
ホーエンツォレルン城の最寄り駅はドイツ鉄道のHechingen(ヘッヒンゲン)です。駅前から出るバスは城の麓の駐車場までです。ジャーマンレイルパスでは乗れず、片道2.40ユーロ。駐車場から城までは歩いて約20分ほど。途中結構急な階段があるので、カメラ機材を持ったままだとちょっとキツかったです。
写真でよく見る、離れたところから俯瞰したカットは向かい側の山から撮ったもので、そこには片道1時間半くらいかかるみたいで断念しました。ネットで検索すると近いという人もいますが、どうなんでしょうか。
城はさすがホーエンツォレルン家、 とても立派です。行きのバス車中から見上げたときも、城の窓から下を見下ろしたときも「ザ・王様」って感じで、フリードリヒ大王輩出するだけはありますね。
ツアーに参加しないと中は見られません。せっかく行ったのだから、ぜひツアーに参加することをおすすめします。
終わった後レストランでランチ。シュニッツェルがおいしかったし、スープがまた絶品で、パンケーキ入り(と書いてあった)のコンソメ的なものです。他でもメニューに載っていたので、ドイツでは割とメジャーなスープなのでしょうか。
帰りも同じバスです。もう来てたので少し早くに乗って寝てようかと思ったけど、時間にならないと乗せてくれません。融通が利かないと思ってしまうぐらいかっちりしてるあたり、ドイツ人ですね。
ヘッヒンゲンからコブレンツへ向かいます。さすがのドイツ鉄道も多少は遅れることがあるようで、途中の乗換駅であるシュトゥットガルトで1~2分差で乗換え電車を逃し、1時間待ち。コブレンツに到着したのは結局21時過ぎで、宿泊予定だったホテルにたどり着くも玄関が閉まり、インターホンを押しても電話をかけても誰も出ず。やむなく別のホテルに泊まることにしました。後日No showということで、Booking.comから連絡があって理由を説明するも、ホテルの言い分を伝えるだけで、この会社は全く役立たずです。間に入って手数料とってんだから、もっと努力しろよと言いたい。もう2度とBooking.comは使いません。皆さんもご注意を。
泊まったのは駅前のG Hotel。かなり小ぎれいでした。ここもそうだけど、なぜクイーンサイズのベッドなのに掛け布団はシングル。これが普通なのでしょうか?謎です。
あと、なぜか枕元に置いてあったグミ。
○エルツ城
その翌日はエルツ城、今の時期は休業中です。事前にお城事務局へ問い合わせたところ、中には入れないけど門の前までは行けるとのこと。さらに付近のおすすめのお城まで教えてくれる丁寧さ。これだからドイツ人大好きです。、
最寄り駅はモーゼルケルン駅。無人駅です。本当に何もない。トイレすらない。
エルツ城へは駅から徒歩1時間ちょいです。いろんなブログには1時間半とあったけどそこまではかからないかも。案内に従って歩くだけです。しばらくは住宅街の中、住宅街が終わるあたりで川の手前で曲がって未舗装路をすすめという看板がありますが、ここはそのまままっすぐ舗装路を橋を渡って進んでオッケー。未舗装が合流してくるし、舗装路の方が歩きやすいです。
その後は多少のアップダウンがあるけど、そんなにしんどくありません。リヒテンシュタイン城からの帰り道、山道を歩いていた方がよっぽど不安になりました。
ずーっと歩いていくとカーブを曲がったあたりで木の向こうにエルツ城が見えてきます。
この時期は僕以外に誰もおらず、完全に独り占め、こんな山の中になんでこんな城を造ったんだろうと感慨に耽ることしばし、かわいらしさとかっこよさが同居して住みたいと思わせる佇まいです。離れて見るとなおさら、門の1.5km位のとこまで車で来られるのかな、シャトルバス乗り場がありました。
○ケルン大聖堂
その後ケルンへ。モーゼルケルンからケルンまでは3時間ほど。途中コブレンツで乗換です。
ケルンではケルン大聖堂と大聖堂前でクリスマスマーケットが開催していました。今回の旅行は、時期的にクリスマスマーケットが始まる直前だったようで、多くの都市、場所でクリスマスマーケットを逃していました。なんかいいですね、クリスマスマーケット。あと夜景も忘れずに。
ただ、それだけだとあっという間なのと夜景をとる場所が川の向こうだったこともあり、観光バスに乗ってみました。
ケルンでは何カ所かで開かれているクリスマスマーケットを回れるよう巡回バスが回っているのだけど、SLを模した緑のバスは乗るにちと勇気がいります。
夜景
コブレンツから夜行列車でフュッセンへ移動します。コブレンツまで戻ったものの、0:17発の列車を待つ、待つ、待つ、ひたすら待つ。
夜行列車以降は続編へ
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