夜行列車でアウグスブルクに到着。
夜行列車は思った以上に寝心地がよくなくてあんまり寝られませんでした。とても揺れるし、かなりうるさい、街灯がまぶしい。乗車したコブレンツは途中駅だったので、自分のコンパートメントに入ったときには他の人はもうみんな寝ていて、灯りはつけられないし、し、天井は想像以上に低いしで超ストレスたまりまくり。少なくともクシェットにはもう乗りません。
アウグスブルクからローカル線でヒュッセンへ。かなりのどかな牧草地帯を走ります。途中、夜が明けてきて朝焼けがこの上なく綺麗でした。
ヒュッセン、コンパクトで街並みが美しいです。できすぎてるくらいに絵本的です。
泊まったのはOld King Hostelというところです。8人部屋、クシェットの満足度が高くなかったので相部屋はどうかなーとおもったけど、いい奴らばっかりでよかったです。
ノイシュヴァンシュタイン城とホーエンシュバンガウ城は有名なだけあって人も多く、きてよかったかな。ノイシュヴァンシュタイン城はやはり大きい!ただあくまでも趣味の延長線上で作ったらしく、本来の城としての機能はないそうです。まぁ確かに中をみるとあまりにも装飾過多で、建物の中に洞窟があるくらいなので。
他方でホーエンシュバンガウ城はシンプルでありながらも城的なそこそこの装飾もあってこっちの方が好きです。
ガイドのおじさんがなかなかユーモアのある人で、「この城は過去3回破壊され、そのうちの1回はナポレオンによるもの。He is a good French man.」ツアー客のなかにフランス人がいないことを確認したら"He is bustard."と言っていたのは笑いました。
期待していたマリエン橋は、道が凍結していたとかで通行止めになっていて行けなかったのはとても残念。マリエン橋からノイシュヴァンシュタイン城を眺めると背景に田園地帯が望め、とても絵になるので期待していたのに。
翌朝、ちょっとのんびり気味で移動。Rothenburg ob der Tauberという街、途中乗り継ぎがかなりきわどかったけど、接続列車が待っててくれて助かりました。これに乗り遅れると1時間待ち。
街はメルヘンチックで絵に描いたよう。日本人がイメージする西洋の村そのまんまです。住んでいる日本人も多いようで、観光客が多いから日本語の看板を作っているだけではなく、実際住んでる人もいるからだそう。お土産を買うためにたまたま入ったお店の奥さんは日本人で、木の人形とかを作ってるようです。店主は日本びいきで、日本人とドイツ人の共通点を嬉しそうに語ってくれました。反面、中国人をほんと嫌ってました。まぁ無理もないですね。
翌朝、ちょっとのんびりしてたら予定していた10:06の電車に間に合わなかったので前日見られなかったとこをちょっと見学。
予定通り?11:06の電車でミュンヘンへ。ただ、途中の乗換じかんが短すぎる!ホームが違うのに4分とか。
Steinachでの乗り継ぎ時間の短さは問題ではなかったものの、接続車両が珍しく遅れ、このまま乗っても次の駅での乗り継ぎが100%間に合わなさそうだったので、その次のICに振替。こういう柔軟な対応ができるのもジャーマンレイルパスのメリットかな。ただ、残念なことにこのICも遅れていて当初予定のアウクスブルクでの乗り換えもダメに。まぁもともとミュンヘンでこれといって見たいと思っていたものもなかったので、よくよく考えれば遅れることになんの問題もなかったり。
結果的にアウクスブルクでも10分の遅れ。この日がサンクスギビングの休みだったからかな。
ミュンヘンのクリスマスマーケットは有名らしいですが、それほどでもないような。お店の数はそれなりにあるものの、間隔が広いせいか、なんとなく盛り上がりに欠ける感じです。ケルンの方がマーケット!って雰囲気があります。
最終日、なんと寝坊。予定より1時間も!さすがに焦るります。が、ラッキーなことに駅近くのホテルだったこと、駅に着いたらすぐ空港行きの電車が来たこと、DBだったこと(切符を買わなくて済む)からなんとか出発1時間前に着いて、ギリギリセーフ。ミュンヘン空港は駅に着いてからチケットカウンターまでがめっちゃ遠いです。しかも案内板がパッと見たときに視界に入らないので、見切り発車でカウンターに向かわざるを得ないのが怖いです。
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