2012年4月14日土曜日

「日本人」というカテゴライズ

今月頭からある勉強会に参加している。
テーマは日本人。
いくつかの本を読みながら日本人とは何かについて考え、ディスカッションしていくというモノ。
ゼミみたいな感じ。

日本人というと「勤勉」というイメージがついてくるが、これがそもそもいかんのじゃないかと。
何を以っていかんとするかを考えたら、そのテーマ設定を新たにしないといけなくなりそうだけど、ここではひとまずこの閉塞感のある(と僕は思っている)、数十年後を安心して生きられなさそうなこの今の日本、という事で考えてみる。

「勤勉」という言葉からは「コツコツと真面目に勉強する」というイメージが連想される。勉強に限らず、どっちかというと受身な印象。指示されたことを真面目に遂行していく。
そういうのが日本人であり、小さい時からこうありなさいと教えられてきたと思う。

でも、今・これから必要なのはアウトプットだ。インプットではなく。
結局みんなが考えていること、思っていることを口に出したり行動に移したりしないことには何もわからないし、何も変わらない。
真面目にお勉強しているだけじゃダメなんだ。

日本人の「勤勉さ」は世界に誇っていいと思う。でもそれだけじゃいかん。勤勉でありつつ、アウトプットもしていく。

そんなことを考えた第1回の勉強会。

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