2012年3月29日木曜日

これからの労組って

ハンズオン型とでも言うような、会社に対して具体的なプランを提示していくような存在でないと。
・環境の変化
・組合組織の弱体化→強化

昔のように、変化も緩くて会社の体力もあって、社内の人材も余裕があった時代には組合から会社へ漠然と「改善を要求する!」とでも言っておけば済んだのかもしれないが、今はもうそんな時代じゃない。

組合の存在意義が「雇用を守る」から「社員がより活き活きと働ける」というものへシフトしていっているのであるから、会社に対する姿勢も変わるべき。
会社に対して、向こう3年間の設備の持ち方はこうあるべき、投資計画はこうあるべき、仕事の進め方はこうあるべきというような具体的なプランを提示していく。

完璧でなくても。

それは組合としての体力強化にもなるし、組合としての責任感の自覚にもなるし、存在感の誇示にもなるし、 改善に向かうための確実な一歩になる。叩き台ですな。

そうでもしないと組合員が白けちゃう。

会社からしてみれば丸投げ感は否めないわけで。
いろんな仕事が山積している中で、どこまで労力を避けるのかといったら怪しい。
会社は会社のロジックやしがらみの中でしか物事を考えられない。

労組っていうのはある意味会社とは切り離された存在・団体なわけで、そんな立場を利用しないといつまで経っても旧態依然のまま。
代わり映えしない制度が、変わってんのか変わってないのかわからないまま残る。
それは実にもったいない。

外圧としての労組の存在は大きいし、重要だと思う。

そう考えると、労組の役割はまだまだあるし、積極的に果たしていかないといけないと思うわけ。

0 件のコメント: