2014年1月13日月曜日

異文化の発見(ちょっとした)

学校のトイレの手洗い場に、英語とアラビア語で「使い終わったあとは紙で台をきれいに拭いてください」というようなことが書かれた張り紙があり、なんで英語とアラビア語なんだろうなぁとぼやっと不思議に思っていました。
その謎が今日解けました。




授業が終わったあと、トレイに行ったときのこと。
扉を少し開けたときに、靴と靴下がおいてあるのが見えました。
「????」
で、扉を開けて入ってみるとサウジアラビアから来ているクラスメイトがトイレの洗面台で足を洗っているではないですか!
当然何をしているのかと聞いたところ、お祈りの前に清めているとのこと。
納得。
足を洗うと行っても洗面台に足を上げてジャブジャブ洗うわけではなく、手で水をくんでそれで足をぬぐうという感じです。
従って、洗面台がやむを得ず水浸しになるというわけです。

なるほど-。
だからアラビア語で書かれていたわけです。

小さいけれども、結構ワクワクするような異文化発見でした。

◆ ◆ ◆

昨日は現任者に、4月から住む場所として良さそうなところを車で案内してもらいました。
ここ数日、雨が降ったり曇ったり超寒かったりでなかなか天候に恵まれなかったのですが、昨日はそれらが嘘のようにいい天気でした。


ポトマック川の南側、こじゃれた感じのエリアのClarendon・Virginia Square・Ballstonにまずは行きました。
このあたりはあまりガイドブックには出てきませんが、アーリントンより2駅ほど西側にありVAにあるため高層マンションがあります。




また、わりと落ち着いた感じの街でありながらそこそこ栄えています。家賃相場としては1ベッドで$2000~2300あたり、2ベッドでも$3000はしないそうです。東から西に行くに従って値段は下がる傾向にあります。この中でもとりわけClarendonはかなりきれいな街並みで、雰囲気的には軽井沢の駅前(うろ覚え)のような、何となく澄ました感じの雰囲気でした。


その次に、グッと西に行って大型韓国系スーパーに連れて行ってもらいました。こっちでは韓国系のH Martというチェーンがあり、Fairfaxというところに超でかいSuper H Martがあります。韓国系だけあってハングルがたくさん。店内も、英語と韓国語が併記されており、品物も韓国から輸入されたものがほとんどのようです。ただ、日本の食材も多々あり、冷凍の鯖やイカそうめん、お菓子、日本酒など相当充実していました。裏を返せばここになければDC近郊にはないということですね。個人的におもしろかったのはキムチの充実っぷり。日本の韓国食材店の比じゃないですね。龍山のLotte Martに匹敵するんじゃないかと。


そしてその後、イチオシのFriendship Heightsへ。ここはWashington市の道挟んだ反対側にあり、ぎりぎりMarylandになります。曰く、平均世帯収入が$150,000だとか。街並みっていっても決して広くないのですが、見た感じは表参道とか自由が丘に似ています。そのため、治安は超いいそうです。セグウェイに乗ったセキュリティが四六時中巡回しています(僕は見かけませんでしたが)。
それを反映して、家賃は1ベッドルームで$2700ぐらい。
この日見た中では一番よかったです。何より職場に近いというのがいいです。ポトマック川を越えるとなると、通勤時間帯だと1時間弱はかかるとのこと。できるだけ近いところがいいので、どうしてもそれらの地域は見劣りしてしまいます。

帰りしな、近くのWhole Foodsというやや高級スーパーに立ち寄ったところ、さすがアメリカという品揃え・陳列でした。



そんなこんなで、住居探し第一弾でした。

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