今日はフェズのメディナ観光。
ガイドさん頼んで大正解でした。。3時間で250DHで、チップ的なものも混みで300DH払いました。朝ご飯(ドーナツみたいなもの)もごちそうになったし。因みに6時間のもあり、こちらは(確か)400DHだったような。でも宿の人曰く、3時間で十分だとか。確かに6時間歩きっぱなしだと疲れそう。
丁寧な解説と、かなりマニアックなところに連れて行ってくれたこと、ぼられそうになったら防いでくれたのはありがたいです。しかもうざい客引きがほとんど全く来ない。この街で生まれ育ったとか言っていました。
また、街を案内してくれたガイドさんはAbdulhakさんという名前だそうなので、もし案内が必要であればこの宿の人経由で頼むといいと思います。
参考までに、金曜日はイスラム教の休日だからかお店がほとんど開いていません。12時ちょっと前くらいになったらぼちぼち開き始めていました。もしほんとにごちゃっとしたフェズを知りたかったら、金曜日以外の午後がいいんじゃないでしょうか。
回ってみてわかったのは、フェズの旧市街は川の向こうとこっちに分かれてて、アラブ人は川と青の門のある方で、昔は川の向こうはユダヤ人街だったようです。でも今はほとんどがイスラエル、ほかにアメリカやカナダに移住してしまって、今はユダヤ人はほとんど住んでいないみたいです。今回のツアーでは川は渡りませんでした。6時間のツアーだと川の向こうまで行くのかもしれません。また、メインストリートは2つで、それ以外は住宅街になっているため、観光客は入らない、あるいは入るべきではないのかもしれません。ガイドさんに教えてもらった注意事項として、人々は撮らないこと。撮るとチップを要求される。それ以外はいいらしい。
何とかっていう大学が世界最古と言っていましたが、ボローニャ大学じゃないのでしょうか。定義が違うのかな?ボローニャではと聞いたら全力で否定さました。
革のなめし工場は現在リノベ中で、なめし作業はしていませんでした。目下在庫販売中とのこと。リノベにあわせて在庫積みますとか、なかなかやるな。建物の中に製品も売っているのですが、バブーシュからバッグ、ジャケット、クッションまで幅広いです。値段は付いていないけど、ぼってくるので要注意です。僕の場合はガイドさんがいたからよかったけど。店員曰く、男性用のバブーシュ400DHで、ドルだと44、なかったから40ドル出したら実は20ドルでした。あとでガイドさんに聞いたら、バブーシュの相場は100~200DHっていってたから、10倍ぐらい払ったことになる(マラケシュの伝統工芸館ではもう少し安くて、80DH~でした)。まぁチップも込みでと納得しよう。履き心地はかなりいいです。おみやげと自宅用に何足か買うかな。あと、カーペットとスカーフも良さげです。
街の一部を現在リノベ中で、シダーの木に彫刻した扉がたくさん。こうしてみるとイスラム美術って、石だけでなく、木にもかなり細かい彫刻をしていて見ているだけで美しいと思います。
ハマムも教えてもらいました。地元の人が行くところには看板は出ていませんが、時間帯によって男女が入れ替わるところは時間が書いてあるから参考になるかも。(その後別の街を見て回っていたら、地元の人向けと思われるところでも男性と女性の絵が描かれている看板的なものが張ってあるところもありました)
リノベ前の、かなり古い民家はなんというか、情緒がある感じでした。そのうち崩れちゃうんじゃないかっていうぐらい古くて、心配になるほど。ここは本屋さんでした。
カーペット売場。リヤドはゲストハウスで、基本的な構造は同じですが、真ん中の吹き抜けには庭や泉があるけど、普通の家にはそれらがないそうです。カーペット屋さんはカーペットが濡れないように吹き抜けに天井をつけていました。
スカーフ屋さんもなかなかよさげでした。木綿は50DH、シルクは100DH、色が綺麗。フェズのモチーフカラーは青のようで、青いスカーフがとても綺麗でした。サハラに備えてスカーフとジュラバを買おうかな。
電車はフェズ駅をほぼ定刻1340に出発。新幹線とかRENFEに比べたら車両の古さは否めませんが、バスに比べれば格段に快適です。1等車両は6人掛けのコンパートメントで、各席に番号が振られていますので、チケットに書かれた座席に座っておく必要があります。途中検札が来ます。
一等車はコンパートメントが車両の片側に寄っています。このコンパートメントは基本的に南側を向いているので、電車を使うときには午前中がいいと思います。フェズからラバトやマラケシュに向かうときはそうだったし、おそらく進行方向が反対でも客車を反転させることはないと思うから同様か。要するにまぶしいのです。
向かい側に座ってる女の子がコンパートメントに入ってきたとき、もう一人大きな荷物を抱えた子がいたのに、出発しても戻ってきません。ひょっとして召使いとかか?服装も少し違ったからあの子は2等車両にいるのかも。モロッコもこういう格差があるのか。
こっちの人は、アラビア語がわからない、もしくはわからなさそうな人に対しては、英語の代わりにフランス語を使うのかも。
16時ちょい過ぎにラバト到着しました。アナウンスはあるはずなのですが聞こえず、聞こえたとしてもアラビア語とフランス語なのでおそらくわかんなかったと思います。終点でもないからうっかり乗り過ごすところでした。ラバト駅からメディナへは十分歩ける距離です。メディナの南端までだったらたぶん10分強ぐらいです。シェフシャウエンやフェズに比べたらそれほど複雑ではないけど、初めて行ったらちょっと迷うかもしれません。
有名観光スポットの霊廟やハッサンの塔までは歩くしかないです。メディナの一番近い場所(南東端)からだったら歩いて10分強くらい。たまたま今日だけだったのかもしれませんが、18時で閉門するようで、容赦なく追い出されました。どうやら12月25日は予言者聖誕祭らしいです。まぁ確かにイエスはイスラム教の中では予言者の一人だし、12月25日はイエスの誕生日だからわからなくもない(後から知人に聞いたところによると、ここで言う予言者とはムハンマドのことだそうです)。
夕方6時以降になると、メディナの南端側にいろんなお店が並び始めます。ここで食べたピタサンドみたいなのが結構おいしかったです。でもフェズへ移動する途中で食べたラムには敵いませんでした。
ラバトのホテルはかなりきれいでした。日本人が好きそうな小綺麗なデザイン・内装です。近所にもう1軒系列のリアドがあるようで、こっちはもっと高級路線のようです。宿泊費もかなり高かったです。
【宿泊】
Hotel Azahra
11 Rue Skaia Bel Mekki, Rabat 10000
ガイドさん頼んで大正解でした。。3時間で250DHで、チップ的なものも混みで300DH払いました。朝ご飯(ドーナツみたいなもの)もごちそうになったし。因みに6時間のもあり、こちらは(確か)400DHだったような。でも宿の人曰く、3時間で十分だとか。確かに6時間歩きっぱなしだと疲れそう。
丁寧な解説と、かなりマニアックなところに連れて行ってくれたこと、ぼられそうになったら防いでくれたのはありがたいです。しかもうざい客引きがほとんど全く来ない。この街で生まれ育ったとか言っていました。
また、街を案内してくれたガイドさんはAbdulhakさんという名前だそうなので、もし案内が必要であればこの宿の人経由で頼むといいと思います。
参考までに、金曜日はイスラム教の休日だからかお店がほとんど開いていません。12時ちょっと前くらいになったらぼちぼち開き始めていました。もしほんとにごちゃっとしたフェズを知りたかったら、金曜日以外の午後がいいんじゃないでしょうか。
回ってみてわかったのは、フェズの旧市街は川の向こうとこっちに分かれてて、アラブ人は川と青の門のある方で、昔は川の向こうはユダヤ人街だったようです。でも今はほとんどがイスラエル、ほかにアメリカやカナダに移住してしまって、今はユダヤ人はほとんど住んでいないみたいです。今回のツアーでは川は渡りませんでした。6時間のツアーだと川の向こうまで行くのかもしれません。また、メインストリートは2つで、それ以外は住宅街になっているため、観光客は入らない、あるいは入るべきではないのかもしれません。ガイドさんに教えてもらった注意事項として、人々は撮らないこと。撮るとチップを要求される。それ以外はいいらしい。
何とかっていう大学が世界最古と言っていましたが、ボローニャ大学じゃないのでしょうか。定義が違うのかな?ボローニャではと聞いたら全力で否定さました。
革のなめし工場は現在リノベ中で、なめし作業はしていませんでした。目下在庫販売中とのこと。リノベにあわせて在庫積みますとか、なかなかやるな。建物の中に製品も売っているのですが、バブーシュからバッグ、ジャケット、クッションまで幅広いです。値段は付いていないけど、ぼってくるので要注意です。僕の場合はガイドさんがいたからよかったけど。店員曰く、男性用のバブーシュ400DHで、ドルだと44、なかったから40ドル出したら実は20ドルでした。あとでガイドさんに聞いたら、バブーシュの相場は100~200DHっていってたから、10倍ぐらい払ったことになる(マラケシュの伝統工芸館ではもう少し安くて、80DH~でした)。まぁチップも込みでと納得しよう。履き心地はかなりいいです。おみやげと自宅用に何足か買うかな。あと、カーペットとスカーフも良さげです。
街の一部を現在リノベ中で、シダーの木に彫刻した扉がたくさん。こうしてみるとイスラム美術って、石だけでなく、木にもかなり細かい彫刻をしていて見ているだけで美しいと思います。
ハマムも教えてもらいました。地元の人が行くところには看板は出ていませんが、時間帯によって男女が入れ替わるところは時間が書いてあるから参考になるかも。(その後別の街を見て回っていたら、地元の人向けと思われるところでも男性と女性の絵が描かれている看板的なものが張ってあるところもありました)
リノベ前の、かなり古い民家はなんというか、情緒がある感じでした。そのうち崩れちゃうんじゃないかっていうぐらい古くて、心配になるほど。ここは本屋さんでした。
カーペット売場。リヤドはゲストハウスで、基本的な構造は同じですが、真ん中の吹き抜けには庭や泉があるけど、普通の家にはそれらがないそうです。カーペット屋さんはカーペットが濡れないように吹き抜けに天井をつけていました。
スカーフ屋さんもなかなかよさげでした。木綿は50DH、シルクは100DH、色が綺麗。フェズのモチーフカラーは青のようで、青いスカーフがとても綺麗でした。サハラに備えてスカーフとジュラバを買おうかな。
電車はフェズ駅をほぼ定刻1340に出発。新幹線とかRENFEに比べたら車両の古さは否めませんが、バスに比べれば格段に快適です。1等車両は6人掛けのコンパートメントで、各席に番号が振られていますので、チケットに書かれた座席に座っておく必要があります。途中検札が来ます。
一等車はコンパートメントが車両の片側に寄っています。このコンパートメントは基本的に南側を向いているので、電車を使うときには午前中がいいと思います。フェズからラバトやマラケシュに向かうときはそうだったし、おそらく進行方向が反対でも客車を反転させることはないと思うから同様か。要するにまぶしいのです。
向かい側に座ってる女の子がコンパートメントに入ってきたとき、もう一人大きな荷物を抱えた子がいたのに、出発しても戻ってきません。ひょっとして召使いとかか?服装も少し違ったからあの子は2等車両にいるのかも。モロッコもこういう格差があるのか。
こっちの人は、アラビア語がわからない、もしくはわからなさそうな人に対しては、英語の代わりにフランス語を使うのかも。
16時ちょい過ぎにラバト到着しました。アナウンスはあるはずなのですが聞こえず、聞こえたとしてもアラビア語とフランス語なのでおそらくわかんなかったと思います。終点でもないからうっかり乗り過ごすところでした。ラバト駅からメディナへは十分歩ける距離です。メディナの南端までだったらたぶん10分強ぐらいです。シェフシャウエンやフェズに比べたらそれほど複雑ではないけど、初めて行ったらちょっと迷うかもしれません。
有名観光スポットの霊廟やハッサンの塔までは歩くしかないです。メディナの一番近い場所(南東端)からだったら歩いて10分強くらい。たまたま今日だけだったのかもしれませんが、18時で閉門するようで、容赦なく追い出されました。どうやら12月25日は予言者聖誕祭らしいです。まぁ確かにイエスはイスラム教の中では予言者の一人だし、12月25日はイエスの誕生日だからわからなくもない(後から知人に聞いたところによると、ここで言う予言者とはムハンマドのことだそうです)。
夕方6時以降になると、メディナの南端側にいろんなお店が並び始めます。ここで食べたピタサンドみたいなのが結構おいしかったです。でもフェズへ移動する途中で食べたラムには敵いませんでした。
ラバトのホテルはかなりきれいでした。日本人が好きそうな小綺麗なデザイン・内装です。近所にもう1軒系列のリアドがあるようで、こっちはもっと高級路線のようです。宿泊費もかなり高かったです。
【宿泊】
Hotel Azahra
11 Rue Skaia Bel Mekki, Rabat 10000
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