2016年11月16日水曜日

タンザニア旅行記6~ザンジバルでの過ごし方~

ザンジバルでは、東海岸に2泊、ストーンタウンに1泊しました。
東海岸はもう画に描いたようなビーチリゾートです。時間がゆったりと流れます。


今までこうしたのんびり過ごす休暇というのは経験したことがなかったのですが、かなりいいです。



とはいえ、終日こうしていることもできない性なので、日中はシュノーケリングです。一人当たり$20で連れて行ってくれます。
ホテルのレセプションに頼めば、往復の交通費と併せて$25ぐらいでしょうか。


また、別の日にはストーンタウンへの移動とスパイス農園ツアーのセットに参加しました。僕が行ったスパイス農園は割とストーンタウンに近いところでした。ツアーでは、ガイドさんがついてその農園で栽培しているスパイスを実際にとりながら、においをかがせてくれたり、なっているところを見せてくれたりととても興味深いものでした。

泊まっていたホテルのレストランで、テーブルに備えてあった胡椒が普段食べているものとは段違いに香りが高く、かつぴりっとした辛さが嫌みでなく、初めて胡椒を「おいしい」と思えました。


ザンジバルは昔香辛料貿易で栄えたということで、今でも香辛料の栽培は盛んのようです。中でもクローブを主力にしているのだとか。以前はココナッツも有力でしたが、消費量増えている一方で生産者も増えているので価格が下がりがちなのだとか。
いろいろなスパイスを見せてもらいましたが、一番驚いたのはシナモン。普段見るのは粉の状態か、たまにスティック状のものです。これはシナモンの木の皮を薄く削って、スティック状のものはこれを丸めているのです。

その後、ストーンタウンへ移動です。ストーンタウン観光の前に翌日のフェリーチケットを購入するためにオフィスへ向かいます。フェリーの予約自体はオンラインでできますが、支払いは窓口です。支払をしない限り、チケットは有効にならないそうです。オフィスは、Googleマップだとフェリーターミナルの敷地内に表示されますが、これは正しくなく、その道路を挟んだちょっと先にカウンターを構えたオフィスがあるのでそこで支払とチケットの発券をしてもらいます。

 

ザンジバルはイスラム教の影響が色濃く残った街なので、昨年末に訪れたモロッコ同様、旧市街があります。というか、ストーンタウン自体が旧市街と言っていいかもしれません。

 
石造り街なのでストーンタウンですが、実際歩いてみるとそこまで石造り感はありません。また、モロッコと違ってあまり手入れがされていない感じがします。端的に言うとモロッコのような情緒がないんですよね。なんででしょうか。





ただ、そんな街でも、かつての奴隷市場の跡地に作られたメモリアル?は一見の価値ありです。奴隷が競売にかけられるまで閉じこめられていたという部屋で、ガイドさんの話を聞くとなんとも痛切な気持ちにさせられます。



東アフリカの地で、部族が異なるが故に言葉が通じず、戦いに負けると奴隷としてここまで連れてこられる。途中で死ぬ奴隷も多かったでしょう。それまでの生活や戦いがなければ送れたであろう様々な人生があったことを考えると、何なんだよ!と思わずにはいられません。こうした奴隷制の廃止を求め、実現し、身寄りのなくなった奴隷たちの面倒をみたのがキリスト教でした。他方で、これまでにキリスト教の名の下にどれだけの命が失われたかを考えると、複雑な気持ちになります。人々が救いを求め、死後によりよいところへ行きたいと切に願った結晶の一部が教会美術であり、その一方でその名の下に他者の排除をする。宗教というのはつくづくよくわからない存在です。

あと、50年ほど前まで、日本人娼婦がいたらしいです。特に看板や記念碑的なものがあるわけではないので知らないとわかりませんが、この建物のの2階にいたそうです。貧しい農村の娘が売られてきたらしいですが、何でまたこんなザンジバルまで。日本の漁師が繰り出してきているのかもしれませんが、その胸中と人生に思いを馳せると、人の生き様の不可思議さに驚くばかりです。


ストーンタウンにおいしいジェラート屋さんがあります。


また、値段は高くなりますが、お土産を網羅的に扱い、品質も(たぶん)偽物をつかまされることが少なそうなお店があります。
ケニヤッタ通り、郵便局の向かい側にあるMemory of Zanzibarというところです。

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