2015年1月4日日曜日

ベネズエラ5-旅行記本編(エンジェルフォールその2)-

さて今日はエンジェルフォールツアー。起きた時点からなんだかお腹に違和感が。。。。案の定お腹壊していました。原因を考えるも、この時点では前日の晩ご飯の時に飲んだ氷入りのミネラルウォーターぐらいしか思い当たらず。




体調最悪なまま、朝ご飯も食べる気になれず、集合場所へ。
大まかな行程としては、ロッジ→(トラック)~アチェの滝の少し上流の船着き場~(ボートで30分ほど)~浅瀬を回避するために徒歩でサバナ歩き~(ボートで1時間ほど)~朝ご飯~(ボートで2時間ほど)~エンジェルフォール麓~(トレッキング1時間強)~エンジェルフォール展望場所、という感じです。

結構暗いうちから出発、というか出発は4時半なのでまだ真っ暗。かなり伸すピートで遡上していきます。


タンニンが溶け出しているとかで、川の水は茶色く、コーラとか言われています。うっかり飲むと(お腹が)大変なことになります。


夜が白み始め、光が差してくると光芒とテプイの組み合わせが神々しく見えます。天使が降りてきそう。あ、因みにエンジェルフォールのエンジェルは天使って意味じゃないですよ。エンジェルさんが見つけたからエンジェルフォール。


こういうテプイを見ていたら、「ああ、ここまで来たんだなぁ」と妙に感慨深くなり、その綺麗さ・荘厳さと相まって思わず涙が出てきました。こういうの見て泣くなんて、今までなかったのに。


雲がかかりがちですが、気流の流れが激しいのか、すぐに雲はどこかへ行ってしまいます。


川はかなり蛇行しているので、テプイがすぐ近くに来たりします。そうすると、その大きさがはっきりとわかります。まさしく壁。




こんな感じの密林を、まさにジャングルをひたすら1時間強ほど進みます。1/3ぐらいはわりと平坦なのですが、途中からかなりの急斜面になり、体調不良な自分にはかなりしんどく、正直いっそのこと楽にしてくれと願わずにいられませんでした。あと、結構暑かったのも、またしんどさに拍車をかけていたかもしれません。小さな水を1本渡されますが、足りません。行動食みたいなものもあった方がいいと思います(しかも僕は体調悪くて朝ご飯を食べていなかったため)。


Salto Angel!!
到着したときにはこんな感じで山頂に雲がかかっていましたが、しばらく休憩していたら綺麗に晴れてくれました。日ごろの行いですね。


これがエンジェルフォール!!改めて見ると壮大ですね。晴れて青空と岩肌、緑、そして滝の水しぶきの白とが合わさって綺麗です。


 帰りはかなりのスピードで下っていきます。途中休憩が無かったので、3時間ほどかな。


帰り、ほとんどの行程でアウヤンテプイが見えていました。ずっと見えていたのは実はエンジェルフォールの流れ落ちるアウヤンテプイで、数字は忘れましたがかなりの広さ。


と、こんな感じでエンジェルフォールツアーはあっさりと終わりました。僕が参加したツアーは2泊ともロッジ泊というもので、ツアーによってはエンジェルフォールの麓、ラトン島で一泊するというものもあるようです。この場合、ハンモックで寝ることになります。ハンモック、確かに珍しく、ジャングルの中で寝るのはなかなかそそられるかもしれませんが、結構寝にくいです。形状から、身体が不自然に曲がるので、長時間寝ているとかなり疲れるかもしれません。そういう点から、体調不良だった自分からすればロッジ泊というのは結果的に正解でした。

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