2016年1月12日火曜日

モロッコ旅行10~マラケシュ編その2~

マラケシュ2.5日目。もうすっかりなれた感があります。


今日は昨日できなかった観光メインです。観光地的なスポットはメディナの南の方にあります。宿の人に教えてもらったものだとPalais El Badii Tombeaux saadiens あたりがいいようです。最初のものは昔の宮殿で、今はもう跡地しか残っていませんが、跡地は跡地として復元作業をしているようです。Tombeaux saadiensはお墓です。この場所はGoogleマップとだいぶずれているので注意が必要です。正確にはもう少し北、Moulay El Yazidというモスクと南で隣り合わせています。




値段が表示されている工芸品屋さん(Complex D'artisant)は、フナ広場の近くにもありますが、もう1軒あります。フナ広場近くのほうは敷地の中に個人商店がいくつか入ってショッピングモール的な感じになっているのに対し、南の方にあるお店は、2階建てのデパートみたいな感じです。ざくっとした印象としては南のお店の方が品ぞろえはいいと思います。特に装飾品、銀製品などが充実していました。因みに僕はここでジュラバを購入。ハンドメイドとマシンメイドで値段が2~3倍違います。といってもハンドメイドでも800DH弱なので、十分リーズナブルですが。



その後、フナ広場北側のスークを彷徨います。ここに出展しているお店は大きく2通りあるようで、1つはどこからか仕入れてそれを並べるお店、もう1つは自分のとこで作っているお店。前者のお店の品ぞろえはわりかし似通っていますが、後者のお店を見つけられれば、割とオリジナリティのあるものを手に入れられます。写真のあたりがちょうど工房のようで、革製品やランプ、銀製品、鉄製品を作っています。基本的には作っているだけですが、中には商品を展示しているところもあります。ここで作ったものが前者のお店に並びます。後者は必ずしもこのエリアにあるわけではなく、スークのあちこちにあるようです。





Cafe Arganaというカフェは、そのフナ広場に面したテラス席からフナ広場を眺められるので有名ですが、店員の動きが悪すぎて待たされすぎます。フラストレーションたまりまくり。大して混んでないのになぜだ。


フナ広場に数多く出ている屋台ですが、いくつか入った僕の経験からすると97番がよさげです。たぶんどこで食べても同じで、そぞろ歩いて雰囲気を見るのはいいですが、比較しようとしても違いはわからないので、食べたいものを扱っている屋台に呼び止められたら入ってしまうのがよいと思います。因みにこの97番はタジンと網焼きです。両方とも食べましたが、けっこういけます。あと、店員さんがいい人です。しかも間1日空けて再訪した際に、1回目にミント入れない紅茶を頼んだのを覚えていてくれたのか、2回目はささっと出してくれました。

ふと、こういう屋台で他と差別化するにはどうすればいいのだろうかと考えてしまいました。1つには、上で書いたようにリピートしてもらうということ。でもマラケシュを訪れる観光客のほとんどが何日もここに滞在するわけではないことを考えると、先進国で求められるようなサービスをしても費用対効果は高くなさそうです。そうすると、トリップアドバイザーのような口コミ評価サイトの評価が意味を持ってくるのかもしれません。あとはお国柄によってアプローチを変えるとかでしょうか。日本人だったらしつこい客引きは却って逆効果ですが、他の国の人に対してはもっと積極的にアプローチしたほうがいいかもしれません。

0 件のコメント: