2014年1月9日木曜日

多様な人種・国籍・文化の中で

授業が始まってまだ数日しか経っていませんが、気づいたことが。

ある授業で、"skeptic"の説明を先生がしようとしたときにおそらく無意識に"I'm skeptic. There is not God."と言おうとして慌てて取り消したのが印象的でした。
前にも書いたとおり、生徒の1/3をアラブ系が、1/3をヒスパニックが占めており、ご承知の通りどちらも信心深い人たちです。従い、先生の言おうとしたことは、普通のアメリカ人にとってはあくまで例文にしか過ぎなくても、彼らにとってはかなりビビッドに反応するかもしれない事柄なのです。
当然じゃん、些細なことじゃんと言われるかもしれませんが、これだけアラブ系やヒスパニック系に囲まれたことがない僕としては結構新鮮な発見でした。



あと、個人的に気になっているのがアラブ系の生徒にとってアメリカで勉強するということがどんなことか、という点。サウジやUAEからの生徒がほとんどなので日本人のそれとあまり変わらないような気もしますが。この点、いずれもう少し仲良くなってから聞いてみたいと思います。
関連して、以前第5部研修で聞いた「アラブ」の定義についても彼ら自身がどう思うのか聞いてみたいと思います。つまり、「アラブとはイスラム教徒アラビア語を共通項として持っており、中東から北アフリカにおいて国境は意味を持たず、1つの『地域』に過ぎない。従い、たとえばモロッコの人間がサウジで仕事を探そうとしたら、文化や風習においての壁はない」というもの。従い、昨今の事情を鑑みればこの地域においては「国境が溶けだしている」という考え方。
個人的にはあまりタッチーな感じはしませんが、彼らがどう捉えるのか気になるところです。


写真は写りが悪いですが、ステイ先の近所のガソリンスタンド。Shell(奥)とExxon(手前、確か)です。何も道を挟んで向かい合わせにスタンド作らんでも。。。。

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